着手金無しの成功報酬型なら費用を抑えられる

債権回収にかかる費用にはさまざまな形態があります。成功報酬型の料金体系については、基本的に債権の回収が終了した後に報酬の支払いが発生します。成功報酬型の料金体系の場合、着手金は発生しません。それはつまり、先払いする費用がゼロであるという事です。費用として発生するのは債権回収後に支払う成功報酬のみであるため、債権者としては費用を抑える事ができるのです。

成功報酬の分だけ債権額は目減りしますが、それは必要経費と見るべきでしょう。そもそも債権回収に乗り出さなければならない時点で、債権額の満額が支払われる事は諦めるべきなのです。債権回収に踏み切った場合には、「どれだけ損失を抑えるか」に注力するべきでしょう。

相談料、着手金無料で依頼に応じてくれる弁護士の視点から見ても、成功報酬型の料金体系は債権者にメリットがあります。何故なら弁護士は「成功報酬を得るために必死になる」からです。

いくら法律・問題解決のプロである弁護士とは言え、債権回収に100%成功する保証はどこにもありません。しかし成功報酬型の料金体系だと、弁護士は回収に成功しなければ「報酬ゼロ」になります。弁護士は成功報酬を確実に得るために、債権回収に全力を尽くしてくれるのです。

成功報酬型とは?

弁護士に依頼する際の費用には、「相談料」、「着手金」、「成功報酬」が発生します。しかし最近、「成功報酬型」の料金体系で依頼を受ける弁護士が増えてきています。成功報酬型とは、なんと「相談料」、「着手金」を無料で依頼を引き受けてくれる料金体系です。つまり弁護士に依頼する際の費用としては、「成功報酬」のみになります。

ここで「成功報酬」の説明をしますと、これは債権回収に成功した場合に、回収額の決まった割合を報酬額として弁護士が受け取る、というものです。債権額が目減りしますが、これは止むを得ません。必要経費と見るべきでしょう。一般的な成功報酬の債権額に対する割合は、10~20%です。ただ成功報酬型の料金体系の場合、「着手金」を弁護士が受け取れない関係で成功報酬の割合が少しばかり高くなっています。そうしないと、弁護士も仕事で食べていけません。

ただ債権者としては、弁護士費用として「成功報酬」のみが発生、というのはシンプルで分かり易いですよね。相場が10万~30万円の着手金を払わずに依頼できるので、債権回収の依頼もし易いのです。一つ注意点があるとすれば、「何をもって成功と判断するか」は各事務所によって異なる、という事です。事務所によっては債権回収に失敗した場合でも成功報酬が発生しますから、事前によく確認しましょう。

弁護士への依頼の方法

債権回収を弁護士に依頼する場合、債権者としてはどのような観点で弁護士を選べば良いのでしょうか。依頼する弁護士を選ぶポイントとして、以下が挙げられます。

まず、債権回収を得意とする弁護士かどうかです。弁護士には様々なプロがいますから、中でも債権回収が得意・不得意という違いがあります。ホームページを見てみて、「実際の債権回収事例」、「第三者からの高評価」が記載されている弁護士は、間違いなく「債権回収が得意な弁護士」と言えます。そのような弁護士に依頼しましょう。

また、事細かにこちらに説明してくれるかどうかも重要です。弁護士に依頼する際の料金体系は各事務所によって様々です。全てについて細かくこちらに説明してくれる弁護士に依頼した方が、誤解が発生せず信頼できます。

さらに、過去に問題を起こしていないかどうか、弁護士の名前をインターネットで検索してみて、悪い評判が無いか調べてみましょう。もし「許容できない」ような悪い評判が見つかった場合には、その弁護士に依頼するのはやめておきましょう。そして、「成功報酬型のプランがあるかどうか」も大事なポイントです。成功報酬型のプランで弁護士に依頼すれば、債権回収の費用を抑える事ができるからです。

債権回収にかかる費用

債権回収とは、「債権者が債権を回収する事」を指します。ここで言う「債権」とは、元々は「債権者が債務者に対して、ある一定の当然の行為を求める事ができる権利」を意味していました。しかし今では一般的に、「未払いの代金の支払いを求める事」を意味しています。債権回収の代表例として、例えば掛取引における未払いの売掛金の回収などがあります。回収に乗り出す側が債権者、代金支払いの義務を負う側が債務者というわけです。債権回収において悪いのは債務者なのですが、現実では圧倒的に債権者の方に出費が多くなります。なんだか釈然としませんが、その出費を抑える方法は無いものでしょうか。

債権回収の方法には自分で交渉する方法もありますが、回収がすべて完了するまでに長い期間がかかることが予想されるうえ、失敗する可能性もあります。リスクマネジメントを考えると実は「弁護士に依頼する」方が安く済むかも知れません。弁護士に債権回収を依頼する場合、その費用として「相談料」、「着手金」、「成功報酬」が発生します。順に説明致します。

まず相談料とは、弁護士に相談するたびに発生する手数料の事です。一般的な相場は1万円/時間ですが、これは各事務所によります。次に着手金とは、本格的に依頼を引き受けた場合に発生する見込み費用の前払い金の事です。相場は10万~30万円ですが、あくまで「見込み費用の前払い」である事に注意が必要です。そして、「成功報酬」です。