債権回収にかかる費用

債権回収とは、「債権者が債権を回収する事」を指します。ここで言う「債権」とは、元々は「債権者が債務者に対して、ある一定の当然の行為を求める事ができる権利」を意味していました。しかし今では一般的に、「未払いの代金の支払いを求める事」を意味しています。債権回収の代表例として、例えば掛取引における未払いの売掛金の回収などがあります。回収に乗り出す側が債権者、代金支払いの義務を負う側が債務者というわけです。債権回収において悪いのは債務者なのですが、現実では圧倒的に債権者の方に出費が多くなります。なんだか釈然としませんが、その出費を抑える方法は無いものでしょうか。

債権回収の方法には自分で交渉する方法もありますが、回収がすべて完了するまでに長い期間がかかることが予想されるうえ、失敗する可能性もあります。リスクマネジメントを考えると実は「弁護士に依頼する」方が安く済むかも知れません。弁護士に債権回収を依頼する場合、その費用として「相談料」、「着手金」、「成功報酬」が発生します。順に説明致します。

まず相談料とは、弁護士に相談するたびに発生する手数料の事です。一般的な相場は1万円/時間ですが、これは各事務所によります。次に着手金とは、本格的に依頼を引き受けた場合に発生する見込み費用の前払い金の事です。相場は10万~30万円ですが、あくまで「見込み費用の前払い」である事に注意が必要です。そして、「成功報酬」です。